キャンプ

牧佐内川で遊ぶ子供達。ゆるりと休める親、だからファミリーにおすすめ。厚田キャンプ場(道央・6月)

厚田キャンプ場。毎年二回はかならず行くお気に入りのキャンプ場。札幌から60キロ程度で行くことができるおすすめのひとつ。

6月に訪れた際は、キャンプ場最寄りの厚田漁港の朝一で、ウニや魚介類も買え、毎回のキャンプ食に変化を付けられるのもいい。

最寄りにセイコーマートがあり、土日は常に駐車場が埋まっている印象。ここ厚田キャンプ場は土日で行く場合、完全にファミリーキャンプ場と化します。

キャンプ場に入る道は左右にキャンプエリアが別れており、右手に広くフリーサイトが広がっており、広場には子供向けの遊具が、どんと構えてます。

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まあ、フリーサイトの広さの割に遊具は小さいので、ほぼ子供達は取り合い。コロナ禍のなか、人口密度を考えると遊具で遊ばせる気にはあまりなれない程度には大きくない。

サイト右手のファミリーメリットその2。小川で遊べる。キャンプ場の中を牧佐内川が流れています。綺麗。

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秋は鮭も遡上するらしいけど今のところ見たことはありません。見てみたい。

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小川ですが見た通りですが浅い。だから子供達が喜び遊ぶ。
子供達が勝手に遊んでくれるということは、親達も休みやすいということでやはりファミリーにとって最適。

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故に川沿いに設置するグロッケ。
相変わらずYOKAのL字型テーブルの柔軟性には惚れ惚れする。

ちなみに、静かに川のせせらぎを楽しみたいソロキャンパーには酷な話ですが、川の中を縦横無尽に子供達が行き来します。

そういう意味では、ゆっくり水の音を楽しむ為に来ようとすると、裏切られるかもしれません。

こちらは以前8月に撮った遊具周りと小川周りのテント群。

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やばい。土日パワー炸裂。右も左も、手前も奥もテントだらけ。
ということでファミリー以外は土日や夏休み期間に来ると思った以上に楽しめないかもしれません。

・・とはいえ、フリーサイトに入場料大人200円、テント1張り1000円と価格は良心的で、オートサイト的に車横付けできるのは嬉しい仕組みなんですけどね。

・・さて、だからこそでしょうか。
我が家は過去一回も入り口左側のサイトを利用したことがありません。

やはり、小川と遊具へのアクセスが厳しい左側は、子供連れファミリーキャンパーには優先順位が落ちるようです。

ということは子連れなしキャンパーには左側のサイトが良さそうです。メリットはそれだけではありません。

左側のサイトには、トイレと炊事場が整っています。

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左手奥が管理棟。右手がお手洗い(裏手)。お手洗いの裏手にバリアフリーの第三のトイレ入り口があることを知らない人は知らない。だからたまに並んでいても裏手に行くと入れてしまう。

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夜には虫が集まるところも含めて一般的な炊事場。
トイレ、炊事場が整っていると表現しましたが、正確には普通のトイレと炊事場があるという方が正しい。

サイト右手の遊具、小川エリアには仮設トイレ3箇所、仮設炊事場(蛇口二つ)が1箇所しかありません。右手の3倍以上の面積はあるので、全くバランスが取れてない。

私たちは、炊事場が埋まっていることを見越して、徒歩5分かけて管理棟近くの炊事場にくることも結構あります。

そして、なにより左側のサイトの魅力は雰囲気だと思ってます。一回も泊まったことはないけど、林間サイトという表現がぴったり。

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木々の間にあるテント達。毎回毎回こっちに泊まりたい、と思っている。でも結局子供優先。これが父親の責務っていうやつだろうか。

蛇足ですが、ここ厚田キャンプ場にはアツターザンというアトラクションがあります。とても楽しそうなので、子供が大きくなったらやるつもりだったりします。

しかし、秋のトンボの季節にくると、ターザンロープに止まっているトンボ達が次々轢かれる。やや悲しくなるのは私だけだろうか。

しかしながらそんな、厚田キャンプ場。

右手の遊具・小川サイト、左手の林間サイト。どちらもどちらの魅力があります。不便さは確かにあるけれども、自分の中で優先順位を持てるなら、間違いなく楽しめるキャンプ場。

毎年最低二回は来てるのがその証拠。「あそこ行くくらいなら厚田でいいんじゃない」これが割と合言葉です。

今年も秋口までにもう一回。できるなら林間サイトに泊まりたい。
そんなふうに思えるキャンプ場は意外と少ないので、Googleのサイト評価は3.8だけど、ファミリーには特におすすめできるキャンプ場です。

なので、道央県内、ファミリーでキャンプを考えている人は、ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。おすすめですよ。

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