・達古武オートキャンプ場の利用環境と感想
・達古武オートキャンプ場のメリットとデメリット
旅も4泊目。道東の拠点釧路まで足を運んだよ。
大樹町から110キロと旅程としては無理のない距離感だね。
日の短い10月でも充分テントを張って夕日を楽しむくらいはできる。今回ここを選んだのは、釧路の中心から車で15分とアクセスの良さがあったことかな。
それと、達古武湖畔だという期待感かな。モラップ民としては、湖畔キャンプは常に期待してしまうからね。
「確かにね。そういえば道南の大沼キャンプ場も函館に近いから泊まる目的がやや近いかもね」
ああ、確かにね。大沼のキャンプ場の向かいにあるクレープは絶品だったな。思い出すな。
ここがセンターハウスだね。コロナ禍ということもあり、コインシャワーはお休みだったよ。
釧路まで戻らないと温泉施設がないのでここはちょっぴり残念だったね。釧路観光の拠点ということであれば気にならない程度だけどね。
売店、レンジの他、子供向けにボール、バドミントン、ゲートボールの貸し出しを無料でやっているので、ノープランで道東旅行にきた僕としては娘を退屈させずにすんで良かったよ。
フリーサイトからの眺めだね。達古武湖を見ることができる。惜しむらくは草の高さがあるので、チェアに腰掛けたら湖はあまり見ることができないことかな。
紅葉もあったので、今回は山側に向けて設営したよ。
夜、誰もいないのもあるけど、芝はそれなりに綺麗で良かったよ。夜は雨が降っていてフリーサイトは若干水捌けは悪かった。
そういえばあまり温かいとはいえなかったけど、温水が1箇所あるのは助かった。
「まあ、贅沢はいえないよね」
そうだね。結局そこでしか洗い物はしなかったしね。
奥にオートサイトが見えるだろう。フリーサイトは1泊640円の入場料大人100円で利用できるんだけどね。
オートサイトは早い者勝ちの電源サイトが電源なしと同額の1290円というのには驚いたね。どうりで、キャンピングカーが多いわけだと合点がいった。
これは僕の娘が働き者だということを言いたいわけじゃなくてね。ゴミは全て回収してくれる。札幌近郊はゴミ持ち帰りのところも多いからね。とてもありがたかったよ。
天気がいいととても澄み切った空気と一緒に達古武湖を見ることができるよ。翌日の朝、こんなのも見ることができた。
おそらく丹頂だね。娘と一緒に雑草かき分けて近くに寄ったら優雅に飛び去っていった。
カヌーにも乗れるから色んな動物に会えるのかもしれないね。今朝は団長に起こされたよ。丹頂の鳴き声ってすごいんだなと思ったよ。
達古武オートキャンプ場は、ファミリーやグループで手近にオートキャンプを楽しむのならばとても良い場所だね。
もしソロや癒しを求めてくるのであれば時期は選ぶかもしれないね。紅葉の時期は見るべきものがある。
しかし、湖畔らしい楽しみというのは高い雑草がある分少ない。整いすぎているので自然の中に身を置くというほどでもない。
・・でもね。釧路で観光するならここは最適だったよ。
道東10月、5日目のテント泊ともなると体も冷えるし、疲労も溜まる。
そんな時にさ。うまい寿司を食べて、釧路動物園に行き、なんでも揃っている街並みを見ながら、温泉でのんびりできるってのは、心身ともに一呼吸置くのにほんとうに良かった。
「娘もいるものね」
そうだね。そういう意味では、振り返った時にこの旅で僕らに一番癒しを与えてくれたキャンプ場になるんじゃないかな、とそう思うよ。
ああ、そうだ。釧路動物園の観覧車からの景色を見てくれよ。円山動物園、旭山動物園では味わえない魅力が釧路動物園にはあったよ。子供連れなら楽しめるよ。
レビューばっかりみてないでとりあえず行ってみよう。そんな発見があったのが釧路だったかもしれない。
・子供向けにボール、バドミントン、ゲートボールの無料貸し出しあり
・フリーサイトは1泊640円の入場料大人100円で利用できる
・オートサイトは電源サイトが電源なしと同額
・ゴミは全て回収してくれる
・ファミリーやグループで手近にオートキャンプを楽しむのに良い場所
・湖畔らしい楽しみは少ない
さて、次は今回の旅の折り返し地点であり、目標にしていた別海町の尾岱沼(おだいとう)ふれあいキャンプ場だ。
それにしても、6連泊目ともなると、自分がキャンプに何を求めているのかなんとなく感じ取れてきたよ。
自分を知るという意味でいい旅になってきているね。
僕の娘は、5泊目ともなるとホームシックになってきたからね。なんとか持ち直していい旅にしたいもんさ。
それではまた次のキャンプ場でね。