意識と無意識に働きかける。
「君はさ、読書やブログを継続できているじゃないか、なんでそんなに続くんだい?」
そうだね、習慣化の仕組みが大好きだからかな。どれだけ「易しくする」か、なんてサボり症の僕にはピッタリだからね。
自分の無意識に刻み込むプログラム、こんなの僕にピッタリなのさ。もちろん、最少努力は人の性質なんだからみんなにも好きなはずだけどね。
でもね、いい成果ってやつを出そうと思うなら、無意識に刻み込むだけじゃなく、意識にもきちんと働きかけるのは大事だと思うよ。
いわゆる「モチベーション」ってやつさ。
なかには、モチベーションが低くてもできることをしよう、という人もいるけどね。まあその通りでもあるが、でも無視できないのがモチベーションってやつさ。
グリット(GRIT)って聞いたことあるかい?「やり抜く力」ってやつさ。アンジェラ・ダックワースさんという心理学の教授が研究している概念さ。
「やり抜く」って聞くと、習慣と同じかなと思うところだけど、僕の解釈は、習慣は無意識、やり抜く力は(有)意識に働きかけるもので違うもんだと思ってるのさ。
なにか大きい成果を出そうと思うなら、無意識と意識の両方に働きかける方がいいってのが僕の持論さ。
みんな大事だということは意外と無視される。
僕が読書やブログを続けられるのは、習慣だけではなく、グリットを高められるような「モチベーション」ってやつを大事にしてるからだと思うよ。
聞き慣れない言葉だけど、中身は至って月並みさ。
「興味」を持てることをする。そうして興味が「情熱」に変わる。情熱が「努力」の原動力になり、そうして「社会的意義」いわゆる人の役に立つ目的が生まれる。
社会的意義があるからこそ、大変な状況であっても「希望」を持って進むことができる。
こういう要素がやり抜く力グリット(GRIT)ってやつさ。聞けば平凡で月並みだろ。
でもね、こういう誰でも大事だよ、と言いそうなことに前向きになっておくのがやっぱりいいのさ。
みんな「こんなの当然じゃん、もっといいこと聞かせてよ!」と無視しがちなことかもしれないけどね。
僕のグリット。興味から始まる人生。
ちなみに僕がやりたいことは「娘の教育さ」。娘に生きる力や、学ぶための方法、自分を理解すること、環境を読み解く力をつけてもらいたいと思っている。
それが、僕の興味であり、情熱に変わっている。情熱に変わったならば努力なんてもんは努力と感じない。この頃は、娘だけではなく他の教育が必要な人にも、と社会的意義についても考える。
目指す未来が具体的になれば、希望だって生まれてくるわけさ。
こんなことを考えるとね。僕は「習慣」だけで成長しているわけじゃないんだな、と実感するんだよ。
だからさ、子供にも興味を持ったことは、とりあえずやらせてみようと思ってるのさ。情熱に変わるかもしれないしね。
Amazonの創業者のジェフ・ベゾスだって随分自由な家庭だったらしいぜ。別に彼の家庭や教育方針を真似するわけじゃないけど、僕が納得できるおもしろい論理ではある。
だから、やってみようと思うのさ。これもひとえに「興味」だね。
「習慣」ってやつは間違いなく最強の武器さ。でも、グリットっやつもはなはだ無視できないくらい僕の中では存在感が大きいのさ。
意識と無意識、両方に働きかけて、僕は僕の「興味」ってやつを大切に、人生を歩み続けようと思うよ。