・遊び小屋コニファーの魅力
・遊び小屋コニファーの利用環境と宿泊した感想
遊び小屋コニファーは泊まるためより楽しむため
12日間の旅もいよいよ最後。ボルドーの森が素晴らしかっただけに最後に泊まる場所は、娘にとっても思い出深いキャンプ場であればいい。
そういうふうに楽しむことができれば、と選んだキャンプ場だね。Google評価で4.5。
美笛、モラップ、初山別、朱鞠内、大沼、きじひき高原、星に手のとどく丘、そんな場所よりキャンパーの評価が高いんだ。
とても興味深いだろ?
「そこまで行くと眉唾ものだね」
そうだね。土日とはいえ10月下旬のキャンプ場、入ることはできるだろうと少したかを括って電話したら最初は満場と言われて驚いたな。
オーナーさんが困った様子でさ。申し訳なかった。それでも対応してくれたのは本当にありがたかった。この辺も良さの一つなんだろうね。
場所は清水町だね。前泊したボルドーの森から23キロ、30分というところさ。
一見帯広に近そうに見えるけどね。意外と距離があって観光の拠点にはならない。でも、のどかにキャンプを楽しむのにはうってつけだね。
遊び小屋コニファーというところ
右手の管理棟にて受付。オーナーさんがひとりひとり丁寧にトイレや設営場所、水回りなど案内してくれるんだ。
一人で回るのかな?と疑問に思ったけど、割と常連さんもいるようなので問題ない様子。
料金は一泊1000円。インは13時、アウトは11時と一応定めているそうだけど、アウト時間には融通を利かせてくれるとオーナーさんが言っていた。
薪は1ケース1000円。水は地下水と言っていたな。よくみなかったけど水質調査の紙が貼られていたよ。
地下水で珈琲を淹れてみようということで試してみたけど、ややえぐみのある珈琲に仕上がった。
僕が持ってきた能登はあまり相性は良くなかったみたいだね。そのまま飲んだ方が美味しかったよ。
テントの設営場所は、オーナーさんが直接ここに設営するよう指示してくれる。
やはり川沿いがベストポジションだとは思うので、人気キャンプ場であることを理解して、事前に予約の上場所の確認はした方が良いと思ったよ。
木々の中にロッジがあり、所々広がる場所にテントを設営するんだ。佇まいが良いだろう?木々の間にあるテントがなんともオツだよ。
川沿いであれば小川の音を聴きながら喧騒を忘れて楽しむことができる。今回は偶然なんだけど、川沿いに設営させてもらえた。
ちなみにこの場所、手作りのバイオトイレが真後ろ10Mくらいにあって少しだけトイレの匂いが香っていたけど、まあ気になったのは最初だけだったね。
5歳児でも「なんだこれ!?」とびっくりしていたトイレだけれど、気にしていたのは最初だけさ。
「これは初めてみるね」
そうだろう。まあでも便座は座り心地は良さそうだったよ。まあ人は選ぶのかもしれないけどね。
コニファーオーナーの人柄とキャンパーの作る空気
オーナーさんが気さくな人でね。初めての利用なのに色々話しかけてくれる。娘が作ったモリモリの焚き火台を見て写真を撮ってインスタにあげていたよ。
娘だけじゃなく楽しんでキャンプをしているみんなの写真をインスタに公開している。どの写真もいい写真ばかりでキャンプを楽しむことを真摯にサポートしてくれる感じで好感が持てたな。
だからかな。来ている人もキャンプで空気や空間を楽しむことを目的にしている人が多いような気がする。
賞味期限は切れているんだけど、無料で置かれていた保存食にチャレンジしてみた。
塩味は強かったけど娘ともども美味しく頂けたよ。こういうある種おおらかな対応は僕は好きだったな。これもオーナーの人柄の成せる技かもしれないね。
そしてこんな自然を活かした場所だけれど、おしゃれなキャンプギアの雑貨屋さんが入っている。
自然の中でキャンプをしようというのとは違うけど、そのかわり空間全体がキャンプを楽しむ方向に傾いている感じだったね。
キャンプを楽しむ村に来たみたいな感じかな。
遊び小屋コニファー水の流れる音と焚き火を楽しむ
道東最後の旅だったからね。最後は川のせせらぎを聴きながら焚き火をしたのさ。幸いなことに天気も晴れてよかった。
5歳児ですら絵になる。80泊ぐらい使い倒しているけど、このYOKAの焚き火台と椅子は何度見ても、何度使ってもお気に入りだ。
そして、12日もテント泊にくっついてきた娘もこんな寒空でここまでよく耐えてくれたと思うよ。
こんな旅は小学校に上がってしまったら当分できないだろうからいい経験になったんじゃないかな。
来た最初は、遊び小屋って書いているのに、遊べないと嘆いていた娘だけれど、最後は楽しく遊んでいたのにはほっとした。
また、いつか道東に来た際は、遊び小屋コニファーに来たいものだね。
・帯広からは距離があり観光拠点にはなりにくい
・オーナーさんの人柄がよく丁寧で気さくな対応
・一泊1000円。インアウトは多少の融通が利く
・薪は1ケース1000円、水は地下水
・設営場所はオーナーさんの指示になるため電話での事前確認が良い
・小川のせせらぎが喧騒を忘れてキャンプをさせてくれる
・キャンプギアメインの雑貨屋さんが併設
・キャンプを楽しむ村にきたような楽しい感覚
さて、道東の旅もここで終了だ。得難い経験はここも含めてたくさんできた。
自分を知り、活かす、学ぶ、伝え繋ぐ。
こんな生き方を追求したいと思って生き方の再確認のために始めた旅だったけど、本当に良い旅だった。
また、いつかこういった旅ができたらいいと思うね。
さて、札幌に帰ったらまた娘の教育に戻るとしようかな。いや全く記憶に残るいい経験だった。
道東でお世話になったキャンプ場には感謝しかない。
本当にありがとう。