プロフィール

横断歩道で手を挙げる娘を見て、マーケティングを勉強しよう、と思った小話。

よく聞くマーケティングの必要性はなんか釈然としない話。

今日は、嫁のママ会の送迎。自宅から10キロほど離れた友人宅に嫁と0歳児の息子を降ろし、ひとりミスドでおかわり自由のホットコーヒーとドーナツを注文し、ジョン・ケープルズ著「コピーライティング」というマーケティング関連(主に広告宣伝のコピーライティング)の本を読んでいます。

今日は、私がマーケティングについて勉強しようと思ったいきさつについてお話ししたいと思います。ちなみに、漢字で経緯(けいい)と書いて「いきさつ」って読むんですね。「いきさつ」とどうしても言いたくて”ひらがな”で書いてます、ま、どうでもいいですね。

「ところで、皆さんは広告は必要だと思いますか?」

私は、本当に良いものであれば、それは伝わるものだし、あえて広告(知らせること)は必要ない。広告は品質に自信のない奴がするものだ。本当に良いモノであれば、それは黙っていても売れる、という立場でした。

・・なので、マーケティング戦略とか、広告販売部門とか、コマーシャルとかには懐疑的。仕事も品質向上には時間は割いても、プレゼンにはあまり力が入らず。良い仕事してりゃそれは認められるもんさ、的な感じです。(実際にはそうでもなかったんですが・・)

とはいえ、全く否定するつもりもなく、必要性があるから、そういうもんがあるんだよな、でもそれってなんだろうというところで止まっていました。

とはいえ、腹落ちしないと動きたくないめんどうくさい性質(タチ)なので、いくらかは調べます。

「どんなに良いモノでも、存在を知られなければ売れることはない」

調べると、まぁ大抵こういった文言を目にするんですが、どーもこの表現は、売りたい側の一方的な主張のような気がしてしっくりこない。私がいつも思うのは・・

「逆じゃん、必要性があるから商品やサービスが生まれるのであって、商品やサービスに対して必要性を訴える必要なくね?」

と考えていたんですよね。なんか嫌いと。

ジョブ理論のクリステンセン教授も、顧客の片付けるべきジョブ(問題)を解決し、顧客を進歩(プログレス)させることでイノベーションを起こすことが可能になる、とそんな感じのことを言っていた訳で商品、サービス先行は”逆”感が凄くてどうにも気持ち悪い。

もうちょっと私にしっくりくる必要性を誰か示してくれんか!!

とこう考えていた訳です。まぁ、自分にとってマーケティングの優先順位は低いままです。

赤信号で手を上げる娘。なんで手を上げるのだろう。

そんなある日のこと。

今日も、いつものように5歳の娘を保育園に歩いて送っていったんですよね。幾つか角を曲がり、大きな二車線道路の前、赤信号で待機。

青信号になり、娘がおもむろに左手を大きく手をあげて渡っていたんです。

「ふーん、えらいな。保育園ではこんなことも教えてくれるのか・・」

と思いながら、なんで手を上げるのか、答えを考えていました。この頃の子供って色んなことに興味があるのか、なんでも理由を聞きたがるんですよね。

正解は調べていないのでわからないんですが、自分なりの解釈としては・・

「ちびっ子が手を上げることで目立つでしょ、そうしたらドライバーからよく見えるようになるからだよ。」

まぁ、当たらずも遠からずでしょ、これで良し。大事な娘の命がかかっている。もし手をあげずドライバーに気づかれず、交通事故にあいでもしたら大変だ。「もし、他の子供が手をあげていなかったとしても、きちんと手をあげるんだよ」と伝えようと決心を固めながら、

結局、相手に気づいてもらう、相手に報せる努力が必要な時ってもんもあるよな。

と思ったんですよね。それが自分にとって大事な娘の命なら尚更。

それは自社で産んだ、商品やサービスであっても同じこと。どんなに社会の役に立つサービスであっても、知られなければ死んだも同じ。我が子を死なせてもいいのかい?ということです。

もちろん、将来必ず社会貢献できるスーパーヒーローになる(売上に繋がる)かはわかりません。でも、我が子(自社の商品・サービス)の命を守るのは親の役目です。

そう考えると、途端にマーケティングって大事だよなぁ、と考え直した次第です。まぁ、変わらず「広告うたんと売れないでしょ」と言われたら「ちょいと違うんじゃない?」と伝えると思いますけどね。

「ドーナツ売るためじゃなく、美味しいドーナツ食べて早く幸せになって欲しいからでしょ。」

的な感じです。あ、ドーナツなのは、ミスドにいるからです。

自分をマーケティングするってこと。

さらに、この理屈でいうならば自分自身を守るのも自分の仕事じゃん。「良い仕事してりゃそれは認められるもんさ」と考える前に、自分に対してもマーケティングは行うべきだと仕事の姿勢についても少し考えが変わりました。

・・ここまでが私がマーケティングについて学ぼうと思ったいきさつです。

今は、より良い商品・サービスをすぐに届けることで、顧客の進歩・発展を促せるなら、それは顧客にとっても良いことで、速達で良いものを届ける。その為の創意工夫がマーケティングなのかな、と考えるようになってきました。

考えはころころ変わるかも知れませんが、当面は自分や、自分の娘、自社の商品・サービス、いずれにしても、それを必要とするだれかに、「こんないい情報あるんだったら、もっと早く教えてよ〜」と言われる前に届けられるようにしたいものです。

そのために、こつこつと勉強してみようかな、と思います。

ま、コピーライティングは、まだ第1章までしか読んでませんけどね!