・目標を立てる時に習慣が必要な理由
・習慣がないと起こること
目標を立てる時は習慣を忘れない。歩き続ける仕組みを作る
目標を立てるときは、習慣を忘れてはいけません。
それは、習慣が目標の達成に欠かせないからです。
さて、なぜ欠かせないのでしょう。
どこかに行こうと決めただけじゃ、そこに行けるわけではありません。
これが答えに繋がるヒントになります。
行こうと決めただけではダメということは、では一体何が必要なんでしょう。
どうでしょうか。
なんとなくわかってきたでしょうか?
それは、
歩きださなければ始まらない
そして、歩き続けなければいけない
ということです。
これが習慣が目標の達成に欠かせない理由です。
歩き続けないと、目的の場所には行けませんよね。
もしかしたら、みんなのお父さんやお母さん、親切な誰かが連れて行ってくれるかもしれません。
でも、一生そういうわけにはいきません。
歩き続ける仕組みがないと・・
たとえば、
お腹が減ったからやーめた。
眠いから明日にしよう。
天気が悪いから晴れてから行こう。
なんて気ままに休んでしまうかもしれません。
これではいつまでたっても目的地には着きません。
目的地に行くためにどうしたらいいのか。
どうやってそこまで進み続けるのか。
仕組みを決めて続けることがなにより大切です。
「いざ、進もう」となってからなにより大事なのが習慣です。
・目標に習慣は欠かせない
・目標だけでは目的地にたどり着けない。歩き出す・歩き続けることが大切
・いざ、進もうとなってから大切なのが習慣
目標よりも習慣が大切。目標は成功と失敗を分けない。
こんな目標があったとします。
「北極にシロクマを見に行きたい!」
誰だって「どこに行きたい」「何をしたい」と言うことはできますよね。
でも、ほんとに行ける人と、残念ながら行けない人というのはやっぱりいます。
つまり、目標は成功と失敗を分けることができません。
本当に北極にシロクマを見に行こうと思ったなら、
・どうやって行ったらいいんだろう。
・行くために何を準備したらいいんだろう。
そういったことを考えて、準備して、行動しなければいけません。
そこまで、続けられる力になるのが習慣です。
そういう意味ではある意味、習慣は目標よりも大切なことと言えるかもしれません。
みんなはどうでしょう?
そのように感じられないでしょうか?
目標よりも習慣の方が大切だという理由は、それだけではありません。
たとえば、こんな目標を立てたとします。
「私はテストで100点を取る!」
クラスの全員こう思わない人はいないですよね。
でも、取れない人がほとんどです。
だから、取るために何をするか仕組みを作り、続けることが大事だと伝えたのがさっきのお話です。
そして、目標だけだと大変なことが他にも3つあります。
・目標は成功と失敗を分けることができない
・習慣は目標よりも大切
習慣が大切な理由。目標だけでは継続性が生まれない。
今回だけがんばって終わりになるかもしれません。
次のテストは0点なんて目も当てられません。
「テストで100点を取る!」という目標の裏には、
たとえば、
たくさん勉強ができるようになって学者さんになる
お父さんやお母さんに喜んでもらう
北極でシロクマを見るために英語を話せるようになる
といった目的があるものです。
そのためには、一度100点取っただけでは夢は叶いません。
継続して100点を取るために勉強を続ける仕組みを作ることがなにより大切です。
友達から遊びの誘いがあっても、
眠かったり疲れていても、
難しい問題で気持ちが折れそうになっても、
目標だけではなく続ける工夫を作る。
つまり習慣にすることが大切になってきます。
習慣ってやっぱりすごいですよね。
・目標だけでは一度限りの結果に終わる可能性がある
・目標だけではなく続ける工夫を作ることが大切
習慣が大切な理由。目標だけでは安心できない
「私はテストで100点取る!」
もしも、100点を取るための仕組みができていて、勉強が習慣になっていたら、目標だけの人とは気持ちの面で大きな違いがあります。
それはなんでしょう?
「安心です」
目標だけの人は、100点を取るまで安心することができません。不安な気持ちと付き合いつつ勉強していることでしょう。
でも、100点を取るための仕組みをきちんと考え、勉強を続けている人は少し違います。
この習慣を続けていれば「私は100点取れるんだ!」と考えることができます。
なので、日々の勉強に満足が得られます。
そして、ちょっぴり幸せな気持ちになることもできます。
不安か安心か、結構大きな違いではないでしょうか。
・目標だけの人は、達成するまで不安がある
・目標を達成するための仕組みをつくり習慣にしているから日々安心できる
習慣が大切な理由。目標だけでは燃え尽きる。
目標にはゴールがあって、習慣にはゴールがありません。走り続けることに意味があります。
目標だけの人が、テストで100点取った次のテストでは散々な結果だったとします。
100点を取り続ける仕組みがなかったのも大きいですが、もしかしたら「100点取って満足してしまった」ということもあるのではないでしょうか?
がんばった運動会
楽しかった旅行
一生懸命とりくんだ試験
辛かったけどやり遂げた仕事
終わった後は、頭がぽわーっとして、何も考えられないような満足感があったりしますよね。
そして、やり遂げた後は満足感でいっぱいなので、次何をしたらいいか考えられなくなることがあります。
これが「燃え尽きる」ということです。
大抵の目標は、続けることが求められます。でも燃え尽きるともう一度続けることは大変です。
ところがなにも考えられなくても、体をつき動かしてくれるのが習慣です。
意識しなくても体が動くなんですごいですよね。
・目標にはゴールがあり、習慣はやり続けることに意味がある
・習慣は燃え尽きを防ぎ、体をつき動かしてくれる
さて、いかがでしょうか?
習慣が大切だということを少し感じられたのではないでしょうか?
目標は確かに大切です。その上でもっと大切なのが続けられる仕組みつまり「習慣」というお話でした。
どうしたらいいのか、そういう判断の参考になったら嬉しいです。
今日のお話はここまでです。
次回は、
「良い習慣を作るためにはどうしたらいいのか」
についてお話ししたいと思います。