幸せに生きるために自由を得る方法
このブログは5歳の娘、生まれたばかりの息子。子供を持つ親やその子供におくる「幸せに生きるために自由を得る方法」を伝えるお話です。
このブログは自由を得る方法として4つの力を伝えています。
それは、
知る
活かす
学ぶ
伝える
の4つです。
とはいっても、これは私自身未完成の物語です。
なぜなら私の人生も道半ばだからです。だからもしかしたら間違いもするし大失敗もするでしょう。
それでも40年生きていれば何を大切にすべきか少しはわかってきたつもりです。そしてそれはみなさんが思い悩んできたこととそう変わらないはずです。
このブログはそんな同じように悩むみなさんが立ち止まり悩む回数を減らすための知識を私の経験や学んで得たことから伝えていくためのものです。
「無知の知」
自分がいかにわかっていないかを自覚せよ、とは哲学の父ソクラテスの言葉です。
私は子供の頃から世の中が常に正しく回っていて、人には限界がないと信じていました。ただ現実のありようは必ずしもそうではないようです。
人は思い悩み、時に大きな失敗もします。そうして学び、成長し、自分の可能性をひろげていきます。
そうだとしたら私が生きている限り「悪気のない悪」や「成長途上のだれか」と関わることもたくさんあるわけです。
本質的には世界は正しく回ろうとしているし、人には限界がないのかもしれない。だけど自分が接する世界は必ずしもそうではないことを自覚しなければいけません。
私は知らないことを知らないため「成長するための選択」や「自由になるための選択」を放棄していました。結果的に私は常にストレスを抱えることになりました。
しかし娘や息子、私が関わる人たちには、それらを放棄することなく、自由に生きるための選択ができるよう必要だと思うことを伝えたい。
「魚を与えるのではなく、釣り方を教えよ」とは老子の格言ですが、私はいずれ死にます。
だからこそ娘と息子には強く自由に生きるための方法を伝えたいと思い至りました。それが私がブログを書くことに決めた原体験ともいえるものです。
ブログを開始して3ヶ月程度のため、拙い文章であることも承知していますが、このブログを読む方、関わるどなたかの生き方に私の考えや経験が少しでも糧になれば幸いです。
木陰キャンプのサイトマップ
木陰キャンプ
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※(★)については、一切ブログで触れていない伝えたいこと
※(カッコ)内は、ページアドレスのカテゴリ
4つの力
私は娘や息子に4つの切り口で幸せに生きるために自由を得る方法を伝えていきます。
それが「知る」「活かす」「学ぶ」「伝える」力です。
以前も同様のことを書きました。けれども・・
今の気持ちも当時と変わりません。むしろこの4つだという確信が強くなりました。
さて、ブログの骨格となる4つの力について順にお伝えしましょう。
まず自分を知る
いきなり「さあ自己紹介をお願いします」と言われたらどうでしょう。困りませんか?友達の紹介ならスラスラ言えるのに自分のことだと詰まる。
意外と自分のことはわからないものです。私も周囲の期待を自分のしたいこととして置き換えていました。
だからいざ自己紹介を求められても、自分はどんな性格で、得意なこと、苦手なことはなんなのか全く理解していませんでした。
私の一番苦手だった質問は「君のしたいことはなんですか?」です。これには本当に困りました。なぜかというと無いからです。
私は私の事を全く見てあげられなかった。これが私の40年の反省です。したいことがわからなければ自由を得るも何もありません。
だからこそ、自分を知るということは、自由を得るのに必要な最初の手順です。
ここでは、自分を知るということと同時に、人そのものを知ることを目的にしています。
人を知る事で、自分自身の理解が深まるだけではなく、他者を理解すること、他者との関係の中での自分を理解することに役立ちます。
「彼を知り己を知れば百戦あやうからず」とも言いますしね。
自分を最大限活かす
運動会にウェイトを着けて走らせる親はいるでしょうか?
さすがに晴れの舞台にそんなことをさせる親はいないですよね。
同様にわざわざハンデキャップをつけて子供を社会に送り出したいと思う親もいないのではないかと思います。
オリンピック史に残る金メダリスト。
水泳のマイケル・フェルプス選手と、中距離走者のヒシャム・エルゲージ選手は共に股下の長さが一緒だったそうです。
違うのは胴の長さです。フェルプス選手は水泳に適したいわゆる胴長短足。エルゲージ選手は中距離走に適した短い上半身を持つ体型だったそうです。
もしも、2人がお互い競技を交換したら金メダルを取ることはできたでしょうか?
それはやっぱり難かったのではないでしょうか。水泳に向かないことに悲しむことよりも、中距離走者に自分の活きる場所を見つける。その逆もまた同じです。
自分の活かし方を知る。活きる環境に自分を置く。目利きある誰かに手を差し伸べてもらえるのであればラッキーですがそうもいきません。
金メダルを幸せや自由と置き換えたならば、自分の活かし方を自分が知るということは欠かすことのできない大切なテーマであると思います。
活かす力として、人本来のパフォーマンスの上げ方や、そのための環境づくり、環境への身の置き方などを伝えていきます。
学び成長する
学ぶことで成長することができる。成長することで今まで見ることのできなかった新しい選択肢が生まれる。
「選択できる」ということこそ自由と言えるのではないかと思います。コロンビア大学教授のシーナ・アイエンガーさんは、著書「選択の科学」で「選択していると感じられること」が自由と感じる上で必要なことだと語られています。
しかし、世の中には例えば「沈没寸前のボートから妻と子供のどちらかしか助けることができない」というような不自由な2択を迫られることが実際にあるかもしれません。
現代においては大企業の寿命ですら20数年といわれる変化が早く、大きい時代です。
終身雇用は終わったと言われるこの状況は、沈没船にしがみついているのとそう変わらないのではないでしょうか?
そう考えると沈没寸前のボートに乗る前に、飛行機や車で移動することはできなかったのか?そんな選択肢は用意できるよう学び成長しておきたいものです。
時が変われば必要以上に学ぶことにエネルギーを使うべきではない時代が来るかもしれない。しかし少なくともそれは今ではないと思います。
今だからこそ、学ぶことは自由を獲得するために欠かせないと言い切ることができます。
学ぶ力とは「自分を拡張させるための方法」
そのような見方で、意識的に学ぶこと、無意識的に学ぶこと始めにお伝えします。
ゆくゆくは学ばないということについても触れることができたらと思っています。
伝える、繋がるということ
自分の成長だけが自由に繋がるでしょうか?
私はそうは思いません。
「人は一人では生きられない」という言葉にはいろんな賛成、反対の意見があるとありますが、少なくとも大多数の人は、誰かと関わって生きています。
一見一人で生きているように見える人も、産まれた時は親に育ててもらっています。
大人になったとしても、誰かが思いつき、誰かが作り、誰かが運び、誰か売る、誰かの何かを利用しています。
もちろん対価は払いますが、相手との信頼を前提に協力関係を結び利用しています。
自分にできないなにかを他人を信頼し、協力することで生きています。だからこそ人は何のキバも爪もないのに地球上で生きているともいえます。
今という時代においてもそれは変わらず、大多数の人が他人との信頼を前提にした協力関係を生きる土台にしています。
だとしたら「他人に伝える」「他人と繋がる」ということは、大きなことを成し遂げるだけではなく、自由に生きることを可能にするために必要な技術だといえます。
哲学者のアルフレッド・アドラーは、他者貢献が幸せに繋がると語っていますが、人類の進化の歴史が信頼と協力なのであれば、人との繋がりに幸せを感じるのはとても自然なことなのかもしれません。
「僕はひとりでも生きていける」
生き方は人それぞれの形があると思います。ただ注意すべきは「独り」ではなく「一人」で生きていくことは難しいということです。
私の娘と息子には、「みんな」に感謝し「信頼」と「協力」を得られる方法を知ってほしいと思っています。それが自由を得る近道だと思うからです。
ここでは、伝える技術、人を動かす方法、繋がるメリットなどを伝えていきます。
私が頑固で完璧主義的傾向があるので、人を頼ることが苦手です。だからきっと私自身が勉強を兼ねて伝えていくことになると思います。
「知る」「活かす」「学ぶ」「伝える」
さて、いかがでしたでしょうか?
「知る」「活かす」「学ぶ」「伝える」こんな4つの力を私はこれから娘と息子に伝え続けます。
伝えることが本当に大切なら、私自身が自由を得るための投資になるはずですがこればかりは続けてみないとわかりません。
木陰でのんびりキャンプしたい。これは私の自由のカタチを表現したものです。
娘と息子、ブログを知る人にも木陰キャンプのようなそれぞれの自由が得られるよう望んでいます。そのためにここがあり、それが私の子育てであり教育になると思っています。
木陰キャンプ
よしやすより娘と息子、そして関わる全ての人へ。